はじめに

「肩こりがなかなか改善しない」

「腰痛を繰り返している」

「姿勢が悪いと言われる」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

多くの方は肩が痛ければ肩、腰が痛ければ腰に原因があると思いがちです。

しかし実際には、身体の不調の原因が足元に隠れていることがあります。

家を建てる時に土台が重要なように、私たちの身体も足元が土台です。

土台が崩れると、その影響は膝や股関節、骨盤、背骨へと伝わり、やがて肩こりや腰痛などの不調につながることがあります。

今回は「扁平足」や「浮き指」が身体に与える影響について解説します。



足は身体の土台


人は立つ、歩く、走るなどの日常動作を毎日繰り返しています。

そのすべての始まりは足です。

足には片足だけでも26個の骨があり、多くの関節や筋肉、靭帯によって支えられています。

これらが協力することで、

・身体を支える
・衝撃を吸収する
・バランスを保つ
・前へ進む力を生み出す

という重要な役割を担っています。

つまり足は単なる移動手段ではなく、身体全体を支える基礎部分なのです。

土台が安定していれば、その上にある膝や骨盤、背骨も安定しやすくなります。

反対に足元が崩れると、その影響は全身へ広がっていきます。

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扁平足とは?


扁平足とは、足裏のアーチが低下した状態を指します。

本来、足には

・内側縦アーチ
・外側縦アーチ
・横アーチ

という構造があります。

このアーチがバネのように働き、歩行時の衝撃を吸収しています。

しかしアーチが低下すると、

・衝撃を吸収しにくい
・疲れやすい
・バランスが崩れる

などの問題が起こります。

さらに足首が内側へ倒れ込みやすくなり、膝や股関節にも負担がかかるようになります。


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浮指とは?


浮き指とは、立った時に足の指が地面にしっかり接地していない状態です。

近年では子どもから大人まで増えていると言われています。

本来、足の指は

・身体を支える
・バランスを取る
・地面を蹴る

という重要な役割を担っています。

しかし浮き指になると、

・重心が後方へ移動する
・ふらつきやすくなる
・歩行効率が低下する

といった問題が生じます。

その結果、身体は無意識にバランスを取ろうとし、姿勢の崩れにつながってしまいます。

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足元の崩れが全身へ影響する仕組み

私たちの身体は、それぞれの部位が独立して動いているわけではありません。

足首、膝、股関節、骨盤、背骨、肩、首まで、すべてが連動して働いています。

そのため、足元のバランスが崩れると、その影響は全身へと伝わっていきます。

例えば扁平足になると、足首が内側へ倒れ込みやすくなります。

すると膝が内側へ入り、股関節の動きにも影響が出ます。

さらに骨盤が傾き、背骨のバランスが崩れることで、肩や首への負担が増えてしまいます。

これはドミノ倒しのようなもので、最初の小さな崩れが全身へ波及していくのです。

実際に当院へ来院される方の中にも、

・肩こりがつらい
・腰痛を繰り返している
・膝が痛い

という症状で来院されながら、評価を行うと足元の機能低下が見つかるケースは少なくありません。

身体はつながっています。

だからこそ、痛い場所だけを見るのではなく、全身のつながりを考えることが大切なのです。


扁平足・浮き指と肩こり腰痛の関係


「肩こりと足に関係があるの?」

そう感じる方もいるかもしれません。

しかし、足元の崩れは肩こりや腰痛と深く関係しています。

例えば浮き指になると、足の指がしっかり地面を捉えられなくなります。

すると身体は無意識にバランスを取ろうとし、重心が後方へ移動します。

その結果、

・猫背になる
・頭が前に出る
・肩が内側に入る

といった姿勢の崩れが起こりやすくなります。

頭の重さは約5〜6kgあると言われています。

姿勢が崩れて頭が前に出ると、首や肩の筋肉はその重さを支え続けなければなりません。

これが肩こりや首こりにつながる原因の一つです。

また、扁平足によって足首や膝の動きが悪くなると、腰が代わりに動こうとします。

その結果、腰への負担が増加し、慢性的な腰痛を引き起こすこともあります。

肩こりや腰痛がなかなか改善しない場合、原因は肩や腰そのものではなく、足元に隠れているかもしれません。


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自宅でできるセルフチェック


足元の機能低下は、自分でもある程度チェックすることができます。

以下の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。

□ 靴底が片側だけ極端に減る

□ 足の指でグー・チョキ・パーが作りにくい

□ 長時間歩くと足が疲れやすい

□ 片足立ちが苦手

□ 姿勢が悪いと言われる

3項目以上当てはまる方は、足元の機能低下が身体の不調に影響している可能性があります。

もちろんセルフチェックだけで判断することはできませんが、自分の身体を見直すきっかけにはなるでしょう。



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ACPHYが考える足元評価

ACPHYでは、痛みのある部分だけを見ることはありません。

なぜなら、痛みが出ている場所と原因が一致するとは限らないからです。

足元の評価では、

・足のアーチ構造
・足趾機能
・足関節の可動域
・重心位置
・立位姿勢
・歩行動作
・片脚バランス

などを総合的に確認します。

例えば腰痛の方でも、

「足指が使えていない」

「足首の動きが極端に硬い」

「歩行時の重心移動がうまくできていない」

という問題が見つかることがあります。

その場合は腰だけを施術するのではなく、足元から身体全体の使い方を改善していきます。

また、鍼灸施術による筋緊張の調整と、リハビリによる運動療法を組み合わせることで、再発しにくい身体づくりを目指しています。


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まとめ

足は身体の土台です。

扁平足や浮き指などの足元の崩れは、膝や股関節、骨盤、背骨へと影響し、肩こりや腰痛などの慢性的な不調につながることがあります。

もし長年同じ症状を繰り返しているのであれば、痛い場所だけではなく足元にも目を向けてみてください。

身体はすべてつながっています。

だからこそ根本改善には、全身を評価し原因を見つけることが重要です。

ACPHYでは、一人ひとりの身体の状態を丁寧に評価し、足元から全身までを考えたアプローチで「繰り返さない身体づくり」をサポートしています。

肩こりや腰痛がなかなか改善しない方は、一度ご自身の足元を見直してみてはいかがでしょうか。


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