リハビリテーション

皆様の今までの生活へ戻るためのサポート

リハビリテーション

・病気や怪我、高齢者、事故などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し　
　て、運動機能の改　善・維持を目的に行われる治療です。リハビリテー　ションはラ
　テン語でre+habilis、すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態へ
　の回復」をサポートしていきます。
・リハビリテーションでは主として「起き上がる、立
　ち上がる、歩く、階段の昇り降り」など人としての
　基本的動作能力の回復を図ったり、さらにその先の「家事を円滑にこなしたい、仕
　事に復帰したい」など、その人の求めていきたい日常生活の質の向上を共に目指しま
　す。
・当院では、国家資格を所有する理学療法士や柔道整復師により、徒手的に痛みの改善
などを図る「運動療法（関節可動域訓練、筋力強化訓練など）」治療機器を用いた物
　理的なエネルギーを身体に与えて治療を行う「物理療法（温熱療法、電気刺激療法
　など）」、主に２つの治療をリハビリテーションとして提案させて頂いております。

《対象となる疾患例および症状例》

①首の疾患と主な症状	・頸椎症性神経根症・頸椎椎間板ヘルニア症状例：首の痛み、首から腕にかけての痺れ
②肩や肘、手の疾患と主症状	・肩関節周囲炎（四十肩、五十肩）・腱板損傷/断裂　　・肘関節靭帯損傷　・肘部管症候群・手根管症候群・橈骨・尺骨神経麻痺症状例：関節痛、腕が挙がらない、手の痺れ
③腰の疾患と主な症状	・腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア症状例：腰の痛み、歩行障害（間欠性跛行）
④足の疾患と主な症状	・変形性股関節症・股関節インピンジメント症候群・坐骨神経痛・変形性膝関節症　・膝関節靭帯損傷・脛骨、腓骨神経麻痺症状例：関節痛、歩行で足が挙がらない、足の痺れ
⑤その他の疾患	・腕や足の骨折や脱臼・他院からの紹介による首や腰の疾患の手術後・子供のスポーツ障害（オスグッドシュラッター病、シーバー病等）・仕事中での怪我（労災）や交通事故での怪我（自賠責）

当院のリハビリで多い疾患

・腰部脊柱管狭窄症　・肩関節周囲炎　・変形性膝関節症

・頸椎症性神経根症・変形性股関節症・腰椎椎間板ヘルニア

当院では運動療法と物理療法を症状ごとに組み合わせた提案を行なっています。

運動療法

理学療法士とのリハビリテーション

運動療法は身体の一部または全体を動かすことによって、症状の回復や機能の改善を図るリハビリテーションの一部です。具体的には、筋力強化、関節の可動域改善、歩行能力の向上、日常生活動作の改善などを目的とした各種の運動が含まれます。

ROM訓練

ROM訓練
（Range of motion:関節可動域訓練）

関節拘縮予防・柔軟性向上

ROM訓練とは固くなってしまった関節を運動できる範囲のことです。ROM訓練とは、自力で身体を自由に動かすことが難しい患者さんが、関節の拘縮・変形を起こさないために実施する訓練です。

運動療法の様子

ROM訓練
筋力訓練
動作練習

Instagram

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テーピング

固定・機能改善・外傷予防

テーピングはリハビリテーションにおいて関節や筋肉のサポートを提供し、痛みの軽減や機能改善を図る手法です。テープで関節や筋肉を固定したり、補強することで、適切な動きを誘導する役割があります。

・足関節捻挫　　・膝の靭帯損傷

・手首の捻挫　　・肩の脱臼

・突き指　　　　・打撲

・肉離れ

運動機能が衰えてきた方への鎮痛や姿勢改善、怪我の予防のために使用する場合もあります。

インソールの調整

インソールの有用性に関する報告は多数あり、様々な症状に効果が見込めます。外反母趾や扁平足など、足部の変形を抑制、各部関節痛の痛みの予防、靴の中で足が滑る、ぐらつくことの抑制などの効果が見込めます。総合的に言うと足のサポートをすることで体のバランスを調整することが出来ます。

足の構造は繊細

足の骨は片方で28個あります。両方合わせると56個で全身の骨が206個ありますので全体の27％は足部だけにあり、多数の筋肉や靭帯も存在しているため、それだけ足部は繊細な動きが要求されるということになります。

AKA療法

痛みを出さないテクニック

関節アプローチ

慢性的な肩のこ凝り、腰の痛み、股関節のつっぱり、膝の痛みの原因の多くは、背骨と骨盤の関節である仙腸関節の動きによって起こると言われています。仙腸関節は解剖学的には正常で３ミリほど動きますが、引っ掛かりが生じてこの動きが小さくなると、膝や股関節、腰や肩など色々な場所に関節の関節包内運動（＝関節の遊び、回旋、回転、滑り）に障害が起き、周囲の筋肉に痛みが生じることが医学的に証明されています。 AKA療法は動きの小さくなった仙腸関節と痛みの出ている場所の関節を動かして、関節包内運動を正常化させて痛みをとる治療法です。

整形外科の痛み、シビレの原因

痛みは神経の刺激や痛い部位に起こる炎症によると考えられていましたが、AKA療法の開発により神経が原因の痛み非常にまれで、殆どは関節に原因があることが分かってきました。

AKA療法で治療するのは関節です。患者さんのなかには、関節は何ともないので自分の症状と関節は関係がないと思う方もいるでしょう。しかし、AKA療法で関節を治療することにより様々な症状が改善することが多いのです。

物理療法

熱、水、電気などの「物理的エネルギー」を用いる治療法です。身体を温める「温熱療法」、低周波治療器に代表される「電気刺激療法」など、さまざまな治療法があります。生理的化学変化を起こし、血液循環の改善、筋の緊張や痛みを軽減することにより、運動しやすくなったりと身体の機能を整えることを目的としまています。

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温熱療法

患部やその周辺を温めることによって疼痛の軽減、筋肉や軟部組織の緊張状態の改善、血流状態の改善を図ります。温めることで精神的リラックス効果を得られることも期待されます。

POINT01

マイクロサーミー

マイクロ波により深部組織まで温熱を到達させ、筋肉や関節、神経痛の緩和に役立ちます。
POINT02

ホットパック

カイロのように表面組織を温めることとで疼痛緩和、硬くなった筋肉をほぐす効果があります。

CHECK!

電気刺激療法

TENS（経費的電気刺激療法）、EMS（神経筋電気刺激療法）、干渉波刺激療法、超音波

POINT01

TENS（経費的電気刺激療法）

主に知覚神経に対して刺激を加える治療法です。低周波治療と言った場合、一般的にはこのTENSを指します。痛みを和らげ、筋肉をマッサージしてコリやマヒをほぐします。
POINT02

EMS（神経筋電気刺激療法）

筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させ、筋力トレーニングや麻痺した筋肉の運動に使用します。
POINT03

干渉波刺激療法

周波数の違う2種類の電流を交差させると干渉が起こります。これを治療に応用したのが干渉波電流刺激療法皮です。皮膚抵抗の低い中周波電流を利用できるので、低周波に比べてピリピリ感が少なく、深い部位まで作用させることができます。
POINT04

超音波

超音波は極めて出力の弱い超音波を断続的に発振させることで、骨折部位に音圧を与え骨の癒合を促進することが出来ます。骨に機械的な刺激を与えると、その刺激に応じて骨の形成、修復されることが確認されているため、主に骨折後の治療に用いています。

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牽引療法

頸椎牽引、腰椎牽引

POINT01

頸椎牽引、腰椎牽引

首や腰の病気や怪我の治療のため、牽引力を加えることで背骨の間の隙間を広げたり、神経への圧迫を和らげる治療法です。脊椎の症状緩和や神経痛の改善など、さまざまな目的に用いられます。牽引力は一般的に体重の1/10~1/5を目安とし、症状によって牽引力の調整が出来ます。

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ウォーターベッド

POINT01

ウォーターベッドの特徴

水圧刺激を使って全身をマッサージする医療機器です仰向けでベッドに寝て肩から腰、下肢にかけて筋肉・腱・靭帯の緊張状態をほぐし緩和していきます。血行促進の効果もあるため、リラクゼーション効果も期待できます。症状に応じて水圧の刺激量も調整することが出来ます。

体組成計

体組成計について

体組成計とは、体脂肪や筋肉量、骨量など人間の体の組成を計測することが出来ます。
当院の体組成計は、体格、年齢、性別など人体の多様性に対応した高頻度な測定が可能な最新機器です。
リハビリテーションと合わせ定期的に測定することで、ご自身の健康管理はもちろん、リハビリによるお身体の変化も視覚的に分かりやすく把握することが可能です。

歩行分析計

リハビリにおける歩行荷重が適正化どうかをリアルタイムに音でお知らせし、グラフで荷重の様子を一目で確認出来ます。両足の荷重のバランスを簡単に分かりやすく測定できるため、効率的なリハビリテーションを実現いたします。

従来では患者様の感覚に頼っていた荷重の強弱を正確に確認することができ、リハビリの目標・評価を明確にすることができるため、下肢骨折等の治療において早期回復に役立ちます。

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脊柱管狭窄症とは？

背骨と背骨の間が狭くなり、神経を圧迫することで腰から脚にかけて痛み・痺れが起きてしまう。
【脊柱管狭窄症の特徴３選】
①脚の痛み・痺れ　②間欠性跛行　③体を丸めると症状軽減

POINT01

脚の痛み・痺れ

背骨の神経の通り道が狭くなる事で、神経が圧迫され脚の痛み・痺れが出現します。
圧迫される神経の部位によって出現する部位が異なります。
POINT02

間欠性跛行

歩き出しはスムーズに歩けるが徐々に痛みや重だるさにより歩けなくなってしまいます。小休憩を入れることでまた歩くことが可能となりますこの様な症状を間欠性跛行といいます。
脊柱管狭窄症の特徴です。
POINT03

体を丸めると症状が軽減

体を丸めることで神経の圧迫が軽減され痛み・痺れが改善します。これが脊柱管狭窄症の特徴です。
逆に体を反ることで神経が圧迫され痛み・痺れが出現します。

CHECK!

肩関節周囲炎

いわゆる四十肩・五十肩といわれる症状で肩が痛くて動かせなくなってしまいます。痛みの原因は様々で、リハビリで原因を探りながら症状と時期にあった施術を行っていきます。

POINT01

炎症期

炎症が強い時期で、何もしなくても痛い、痛くて夜眠れない（夜間痛）がある時期です。この時期は無理に動かさずに炎症が落ち着くまでなるべく安静にします。
POINT02

拘縮期

炎症が治り、徐々に肩を動かせるようになる時期です。痛みが強くならない範囲で、徐々に肩の可動域を広げていく時期です。この時期からリハビリを積極的に行なっていきます。
POINT03

回復期

この時期なると痛みのどんどん良くなり、積極的に肩を動かしていく時期なります。可動域練習に加え、筋力練習も積極的に取り入れていきます。

CHECK!

変形性関節節症

関節の軟骨が擦り減ってしまい、関節が痛くなってしまう症状です。
膝関節・股関節に多い疾患です。

POINT01

変形性膝関節症

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POINT02

変形性股関節症

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POINT03

人工関節手術

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リハビリテーションの流れ

STEP

01

医師による問診・診察・診断

総合受付にて問診を記載してください。医師の診察（レントゲン撮影や採血結果、身体機能評価）を受け、症状からリハビリが処方されます。
※リハビリオーダーが処方されない場合もあるため、リハビリ希望の方はその旨を医師にお伝えください。
STEP

02

当院のリハビリテーションの概要説明

医師からのリハビリテーションの指示出された場合、診察の後に診療スタッフから運動療法、物理療法それぞれのリハビリテーションについての説明を行います。説明内容に同意して頂くことで各人に応じたリハビリテーションを開始していきます。運動療法は予約、物理療法は予約不要の治療となります。
STEP

03

リハビリテーションの開始

・運動療法は担当の理学療法士とマンツーマンの治療となります。予約日時にお越し頂き、初回は姿勢・関節運動・筋力・痛みの状態などを理学療法士が評価し、治療プログラムや治療の方針などを組み立ていきます。詳細は「リハビリテーション総合実施計画書（別途料金負担あり）」を作成し各人で設定した目標に向けて治療を開始していきます。
・物理療法は物理的エネルギーを用いた医療機器を使用しての治療となります。来院順でご案内し、当院のリハビリ助手が初回の方でも分かりやすいくそれぞれの機器の説明を行います。数ある機器から１度の治療で２つお選びすることが出来ます。

※運動療法と物理療法の両方が処方されている方は、運動療法と物理療法を同日に一緒に行うことが出来ないためご注意ください。
STEP

04

リハビリテーションの継続にあたり

・運動療法は基本的に週に1~2回の予約頻度を推奨しています。骨折後などの症状によっては頻度を多く行う必要性もあるため、治療スケジュールは担当理学療法士とご相談下さい。運動療法は診断された日から原則150日間が治療で通える期限となっています。こちらも症状によっては150日経過後も治療を継続できる可能性がありますので、詳しくは医師と担当理学療法士にご相談下さい。
※介護保険でのリハビリテーションをご利用されている方は当院での運動療法は150日間で治療が完全に終了してしまうためご注意ください。
・物理療法が予約不要となっていますので毎日のように治療に通われる方もいます。運動療法と異なり、物理療法は通える期限がなく、介護保険でのリハビリテーションをご利用されている方でも通い続けることが出来ます。
・リハビリテーションの種類によって診察に入って頂く頻度が異なります。
　①運動療法を行っている方⇨3ヶ月に１回、医師の診察を受けてください。
　②物理療法を行っている方⇨１ヶ月に1回、医師の診察を受けてください。
STEP

05

リハビリテーションの終了

症状が改善・緩和したらリハビリテーション終了となります。自宅で行える症状再発予防のエクササイズやストレッチといった運動指導なども適宜行っていき、セルフケア方法を習得することで日常生活の質の向上を自身で維持していきます。

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理学療法士のご紹介

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西條　攻
（さいじょう　こう）

Point 01

資格

・理学療法士
・スポーツ理学療法認定士
・鍼灸師
・令和３年度JOC認定強化トレーナー
Point 02

略歴

・東京オリンピックフェンシング会場
　メディカルスタッフ
・2023年ソウル理学療法士協会
　補習研修プログラム　講師
「足関節不安定性におけるテーピングの考え方」
Point 03

所属学会

・日本理学療法士協会
・日本臨床スポーツ医学会
・骨粗鬆症学会

理学療法士の紹介

フロー

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西條攻（さいじょう　こう）

資格：・理学療法士・スポーツ理学療法認定士・鍼灸師

略歴：

・東京オリンピックフェンシング会場メディカルスタッフ

・2023年ソウル理学療法士協会　補習研修プログラム

　講師「足関節不安定性におけるテーピングの考え方」

・所属学会

　日本理学療法士協会・日本臨床スポーツ医学会・骨粗鬆症学会

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リハビリ部のご紹介

理学療法士・柔道整復師

STEP

01

西條　攻
（さいじょう　こう）

【資格】
・理学療法士
・スポーツ理学療法認定士
・鍼灸師
【略歴】
・東京オリンピックフェンシング会場　メディカルスタッフ
・2023年ソウル理学療法士協会　補習研修プログラム
　講師「足関節不安定性におけるテーピングの考え方」
【所属学会】
・日本理学療法士協会
・日本臨床スポーツ医学会
・骨粗鬆症学会
STEP

02

佐々木　

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03

上野

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